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複雑化する企業環境に6つのスマート・ルールで再生

感動・話

複雑化する企業環境に6つのスマート・ルールで再生

なぜ、私たちは無駄なく働くことができないのでしょうか?
そしてなぜ、私たちはやりがいをもって働けないのでしょうか?
その答えをイブ・モリューが解りやすく答えてくれます。

1. 同僚の仕事を理解する
 1つ目のルールは「同僚の仕事を理解する」。同僚がやっていることは何か?既成概念にとらわれてはいけません。マニュアルや表面的なことではなく、本当の中身を理解するのです。

2. マネージャーの権限を強める
 2つ目のルールは「まとめ役を強化する」。まとめ役にするのは、ミドル・オフィスではなくマネージャーです。今いるマネージャーの権限を強化し、自らの権限で利害関係を持ち、他者に協力させられるようにするのです。
 では、どうすればマネージャをまとめ役にできるでしょうか?大切なのは、間にある階層を取り除くことです。階層が多すぎると現場から遠くなるため、マトリクスが必要になり、実際に動こうとしてもなかなか権限を発揮できません。現実を理解していないから、複雑なものを導入するのです。

3. ルールをなくす
 ルールをなくしましょう。組織が大きければ大きいほど、より多くのまとめ役が必要になります。ですからルールは少ない方が良いのです。ルールに縛られてはいけません。マネージャーに裁量権を与えるんです。でも現実は違います。組織が大きくなるにつれルールを量産し、ブリタニカ辞典のような膨大なルールを抱えるわけです。

4. 権限を委譲する
 そして「権限を拡大する」ことも必要です。メンバーに権限を委譲して、彼らの判断力や知性を活用します。みんなにもっとカードを与えないといけません。みんながリスクを取ってまで協力をしてもらうために、必要なカードを持てるようにするのです。そうでもしなければ、みんな損を恐れて周りと関わろうとしません。
 こうしたルールは、ゲーム理論や組織社会学に基づいています。フィードバックのループを作り、社員に自らの行動の結果を感じさせるのです。

5. 自己完結させない
 「相互依存を高める」ことも必要です。一人で判断、決定ができる領域をなるべく減らします。こうすれば、隣の人のミスが自分の足を引っ張ることになるので、協力をせざるを得ないのです。

6. 失敗は責めない。責めるのは協力を怠った時
 最後に必要なのは、「協力した社員に報い、協力しない社員にその責めを負わせる」ことです。責められるべきは失敗ではなく、協力しないことや協力を求められないことです。

 これを徹底すればすべてが変わります。自らの弱さや業績見通しをさらけだすことが、自分の利益につながるのです。失敗しても責められず、むしろ協力を怠ることで責められるのですから。
 これらの指針は、組織設計を考えるうえで強力なヒントになるでしょう。組織図に箱や線を描くのをやめ、相互作用に目を向けるのです。
 スマート・ルールを守ることで、今までの複雑性をなくし、また新たな複雑さが生まれるのを防ぐことができます。低コストでより高い価値を生み出せ、同時に仕事のパフォーマンスと満足度も高まるのです。

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