
腸内に詰まったうんこの量が何と6.7kg。
医師の診察を受けず、市販の薬だけでに頼った結果でした。
便秘の明確な定義はありませんが、国際消化器病学会の定義の一つに
「排便回数が週3回未満(週2回以下)」というものがあります。
市販の便秘薬で改善されないようであれば、医師の診察を受けることを恥ずかしがってはいけません。
便秘と侮ってはいけませんよ、今回の解剖の結果、肛門付近のうんこは水分は無くコンクリートのように硬化していたそうです。
その結果、腸内一部壊死していました。
腸が破れなかったのは奇跡です。
死体の指の爪にはうんこを掻きだそうとした跡が残っていたと言います。
便秘が続いても病院に行き医師の診察を受けないまま、市販の薬を飲み続けただと思われます。
・死亡前日に風邪の症状と腹痛を家族に訴え、昼食夕食を食べなかった
・死亡当日は朝食を食べず、その後トイレで死亡
・学校から帰ってきた弟が、トイレの前で死亡している姉のを発見
一般的に便秘は高齢者に多く見られ、男性よりも女性に多いのは、男性に比べ、排便に必要な括約筋、腹筋の力が弱いためです。
また、便秘はダイエットも大きく原因しています。
食べないことによって、腸の蠕動(ぜんどう)運動がおろそかになります。
それと、女性独特の黄体ホルモンが体内に水分を蓄積しようとして、その結果、排便に十分な水分が補給されなくなってしまいます。
このホルモンは生理、妊娠などの時に多く分泌され、そのためにその時期の便秘が多くみられます。
更にこのホルモンは流産を防ぐために、括約筋を収縮させる働きがあるため、
一層排泄を困難にさせています。
決して、市販の薬に頼り過ぎないように!!